2008/11/27

「飲みニュケーション予定表」の秘密

「飲みニュケーション予定表」の秘密

ユニ・チャームペットケア---二神軍平社長

http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20081126/178334/?P=1&ST=news


本当に、私たちは、真面目に酒を飲んでいるんですよ。「飲みニュケーション予定表」というのをすべての部署で作っているんです。部署内で単位を決めて一緒に飲みなさいと言っている。
 管理職になれば、毎週のように飲んでいます。参加者の組み合わせを変えながら、2カ月に1回というふうに決めています。事業部単位でやることもあれば、会社全体でやることもあります。予定表は半年先まで作ることにしています。
 販売成績は給与に反映されませんが、飲み会をきちんと実施したかどうかは管理職の査定に反映されます



 従業員が酒を飲んで、そのまま車で帰宅したら困りますから、飲み会の最初には必ず「車に乗らない」という誓約書を書いてもらうんです。この条件さえ満たせば、飲み代はすべて会社持ちになります。社内で飲んだ分はすべて出していいと言っています。1人で飲んでも認めています。いちいち細かいことは言うなと言っています。


 職場の人間が集まると、自発的に本音で仕事の話をやってくれるものです。お互いのことを話して、「あいつ」のことが分かるわけです。そうして心配する。コミュニケーションが大事だどうだじゃないでしょう。実にシンプルな仕組みです。
 効果を考えれば、飲み代なんて安いものです。1回当たりの上限は設けてはいません。2次会まで会社負担しています。仮に約200人の従業員が全員3500円の飲み放題の店で飲んだとして1日70万円。これを50週続けると3500万円です。接待交際費を4000万円で抑えている会社はほとんどないでしょう。実際には、年間1000万~2000万円の範囲に収まっています。

インターンをしていたコンサルティング会社でも、組織が大きくなるにつれてコミュニケーションの減少、組織文化の希薄化が問題になっていました。
大きくなるといっても、4人だったのが8人くらいになった程度なのだけれども、組織はまったく違ってきます。

そこで、月に一度は必ず会社の交際費の範囲で、「カンパニー」と呼ばれる飲み会が開かれます。毎回違う人間が幹事をし、それぞれの「こだわり」の店に招待します。

「「あいつ」がわかる」という表現がありました。どんな席に座り、どんな表情をしているか、どんな話題にくいつくのか、、結構わかりますよね。




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